医療法人茜会

医療法人茜会

人材育成– Human Resources Development –

地元、熊野に必要とされるセラピストになりませんか

大阪府松原市で20年間、整形外科診療所として外来の運動器リハビリテーションと訪問リハビリテーションを行った医療法人茜会です。
紀南地域にはリハビリテーションが不足しています。当法人は2024年1月に三重県熊野市に「みやきリハビリテーションクリニック」を開設、地元の皆様に愛されるクリニックを目指しています。整形外来では運動器疾患を中心としながらも、地域の訪問診療、通所では脳血管疾患や神経難病、終末期など作業療法、口腔ケアまで含めた幅広いリハビリテーションが必要とされています。
当クリニックではセラピストの技術、社会的フォローなどの課題を一人で抱え込まず情報の共有や合議で対応し、解決するシステムで運営しています。この姿勢で組織内でのカンファレンス、ケース検討、院外での研究会・研修会への参加を行い、職場をつくっています。まず「聴く(問診)」そして「触る(触診)」を大切にして職務する「場」です。解らないことはともに語り、課題解決するようにしています。
また、準高齢者のセラピストや女性のセラピストも、各々のライフスタイルに応じた働き方を当クリニックで創りましょう!!

先輩社員からのメッセージ

リハビリテーション部長・渡辺からのメッセージ
当院では、クリニックの外来と訪問を中心に、ターミナルケアを含む在宅での生活支援のための理学療法を提供しています。
また、次世代の理学療法を担う人材育成のため、足底板の勉強会の開催や他施設での研修会に参加しています。 個人の技術の向上だけでなく、指導出来る人材の育成を目指しています。
地域医療、知識、技術の習得に意欲のある方の応募をお待ちしております。

奥村(H24年10月入職 経験9年目 理学療法士)からのメッセージ
前職も整形外科クリニックだったため、患者様の疾患等で大きな変化はなかったですが、訓練室の広かった前職場と比べると、どうしても動作を観ることのできるスペースが少なく、観られる動作も限られましたが、その分、見方を工夫するようになりました。また、当院ではカンファレンスがしっかり行えているため、自分の担当以外の患者様についても理解する機会が増えたと思います。話し合いの場面では、実際に手技も伝達もして頂けるので、いろいろな技術にも触れることができました。
訪問業務は、これまで経験がなく初めてだったので不安も多かったですが、1~2か月ほどは、経験豊富な先輩に同行させて頂くことができたので、訪問での対応の仕方や意義という基礎的なことから、いろいろな評価の視点まで幅広く教えて頂くことができ、今ではずいぶん安心して訪問に行くことができるようになっています。一方、訪問とは、赤の他人である私達が患者様のプライベートな空間に上がり込むことになります。中には「本当は家に上げるのは嫌だけれど仕方がない」という人もいるかもしれません。そのような患者様にも出来る限り気持ちよく訪問リハビリテーションを受けて頂けるよう、様々な配慮も必要だと思うようになりました。自分にとっては訪問業務は人間としての成長の場にもなっている気がします。

吉川(H25年1月入職 経験10年目 理学療法士)からのメッセージ
脳神経外科が主体の急性期・回復期病院から当院に入職し、最も大きく変わったことは、患者層やニーズの変化でした。脳卒中などの脳神経系の疾患が多く、整形外科疾患も術後の方が多かったため、動作の獲得を優先させることが多かったため、当院での痛みに対する手技や評価等は自分の中で大きく変わったと感じています。また、入院されている方はほぼ毎日接する機会があり、ある程度長期的に評価していく期間がありますが、外来にこられる方は自分で行く場所を選択する自由がありますし、1単位が週1~2回だけという限られた時間の中で効果を出さなければならないというのはかなりのプレッシャーがありましたが、セラピスト同士のコミュニケーションがしっかりととれているため、疑問に思ったことやどうしても対応できない症例に対してすぐにアドバイスを頂くことができるため、安心して取り組むことができるようになってきました。
訪問業務については、これまでにも経験がありましたが、ターミナルケアの時期にリハビリを提供したことはなく、その時期の方にもリハビリを行うというのは本当に衝撃でした。何度も同行させて頂き、実際に呼吸リハや家族への指導を行うのを見学させて頂くことで、ターミナルケアにおけるリハビリテーションの重要性を実感できたことは、自分の中でリハビリテーションに対する考え方が大きく変わったきっかけとなりました。

和田(H26年4月入職 経験7年目 理学療法士)からのメッセージ
私は平成26年4月より、みやき整形外科大阪クリニックに入職しました。5年間、慢性期・維持期の病院で勤務した後、現在のクリニックで働く事になりました。
前職では、非常に恵まれた人間関係のもと、様々な経験をさせて戴きましたが、病院という環境の中で、様々な制限を感じた事もありました。
例えば、病院では転倒を警戒しすぎるあまり、結果として患者様の活動量を制限してしまう事がありました。入院での集団生活の為、必要以上に患者様の欲求を制限してしまっていたように感じる事もあります。自分自身を振り返っても、退院後の患者様に対し充分力になれていなかったように思います。また患者様の希望に対して、マニュアル的な聞き取りしか出来ていなかったようにも思います。
現在は外来と訪問での理学療法といった、以前とは全く違う環境で勤務しています。
訪問リハビリテーションの現場に入った当初、「病院なら出来た事」が出来なくなる不安を持っていました。「病院なら出来た事」の例は、設備や道具が充実し、広く環境の整った訓練室でのリハビリ業務などです。また、何らかのアクシデントがあった場合もすぐに、他のスタッフを呼びに行く事が出来るし、必要な検査もすぐに行えます。
しかし、現在の職場に従事していくうちに、「在宅だから出来る事」を実感する事の方が多くなりました。それは、何より、患者様の生活空間に入る事で、居住環境、家族との会話、地域での暮らしなど、隅々に渡ってみる事が出来ました。こういった経験をする事で、今まで、身体機能の、ごく、小さな変化だけに囚われ、本来の患者様の生活や、患者様の希望を見過ごしていたようにも感じます。
これらの経験を生かし、完全に回復する事が難しい方々に対しても、不自由さと上手く付き合いながら、本来望まれる生活をする上でのサポートが出来ればと考えています。

募集職種

理学療法士

募集要件 経験3年以上 ※外来・訪問分野未経験者も歓迎!!
募集人数 1~2名
雇用形態 常勤・非常勤(準高齢者 応相談)
施設概要 <診療科目>
整形外科、リハビリテーション科
<施設概要>
無床診療所
運動器リハビリテーション、脳血管リハビリテーション
同一建物に関連介護施設施設あり
待遇 前職での給与実績・経験を考慮。応相談。
交通費全額支給
社会保険完備
『学童保育助成手当』を新設
勤務時間 午前診(月~金と第2第4土) 09:30〜12:30
午後は訪問診療(月~金) 13:30〜17:00
応募について <随時受付>
TELにて予約後、見学を兼ねて面接時に履歴書をご持参ください。
スタッフとの質疑応答あり。
連絡先 TEL:0597-80-0022 / FAX:0597-80-0023
担当者 渡辺
所在地 〒519-4326三重県熊野市久生屋町541
研修・見学 研修・見学は随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。